年々、Tシャツは各メーカー素材やカラーのバリエーションが増え選択肢が広がっています。
特にweb上では手に取って見られないため余計に迷うかと思います。
カタログにもよくわからない単語ばかり・・・という方も多いのではないでしょうか?
ここでは、オンス?糸の違い?など用語の説明から用途にあったアイテムまでご紹介したいと思います。
1、オンスとは?
カタログの商品名に「4.4oz」や「6.6oz」と表記されているのを目にすると思います。
このオンスは、生地の厚さを表す単位です。正確には重さを表す単位面積です。
この数値が大きくなるほど、生地は厚くなります。
■3.5~4.9オンス
薄手から中厚手の一般的な生地のイメージ。通年活躍する汎用性の高い生地の厚さです。
コストを抑えたい方、数回しか着用しない場合におすすめです。
アイテム例:083-BBT
■5.0~7.9オンス
ヘヴィーウェイトと呼ばれる厚手生地で型崩れが少なく耐久性があります。6.5オンス以上はスーパーへヴィーウェイトと呼ばれます。
5.6オンスのTシャツが一番選ばれるアイテムです。透けることもなく洗濯への耐久性もあるので、長く着用できます。
最近は7.1オンスほどのしっかりとした厚みのあるTシャツを好まれる方も多いです。
オシャレに着こなしたい方は7.1オンスのアメリカンな雰囲気もおすすめです。
アイテム例:085-CVT 、5900、5942
■8.0~13.0オンス
スウェット生地です。裏パイルや裏起毛があり、吸湿性、保温性に優れています。
冬用のアイテムです。
アイテム例:219-MLC 5044
2、糸の違いについて
同じ綿で作られた生地でも、糸の種類や糸をよる際の加工法で仕上がりに大きな差が出てきます。
■カード糸
一般的な綿糸。コーマ糸に比べ、
色ツヤやしなやかさが少ない反面、シャリ感、涼感に秀でたラフな風合いです。
アイテム例:085-CVT
■コーマー糸
短い未熟な部分を15%~20%取り除いた綿糸。長い繊維だけが平行に揃えられた糸は、強さを増し、毛羽立ちもすくなくツヤの良い。
アイテム例:DM030、 5942
■セミコーマ糸
約10%の不良部分を取り除いた綿糸。
カード糸よりやわらかく、コーマ糸の光沢、
耐久性もある仕上がりです。
アイテム例:5001
■オープンエンド糸
綿菓子を作る要領で空気の流れでよりを加えて糸にする方法。
ガサ感があるのが特徴。
アイテム例:158-HGT 4252-01
カード糸は一般的で色ツヤ少なめなラフな風合い。
セミコーマ糸はカード糸よりやわらかく、光沢・耐久性もある。
コーマ糸は光沢がありカード糸に比べ染色後の発色がきれいに仕上がる。もっとも品質が良く価格も高くなる。
オープンエンド糸は独特の着心地と風合いがある。
3、ドライ素材とは?
・汗を吸って早く乾く、ポリエステル100%の快適な素材です。
・UV(紫外線)遮蔽機能やUPF30(紫外線防止指数)機能あり
・裏面はメッシュ構造で抜群の通気性と吸水速乾性を持ち、肌離れもよく快適な着心地
・ポリエステル100%なので綿に比べ、耐久性があり使用感が出にくい
吸汗速乾×UVカット×耐久性を兼ね備えている!
このような特徴から最近ではドライ素材のアイテムを選ばれる方がとても多いです。
運動会で使用するクラスTシャツ、スポーツのサークルTシャツには外せないアイテムです。
洗濯後もすぐに乾き、しわにもなりにくいので使い勝手もとてもいいです。
アイテム例:300-ACT 5900
まとめ
カタログの記載されている用語についてお分かりいただけたでしょうか?
まずは綿なのか、ポリエステルなのか検討するとよいでしょう。
スポーツやイベントなど汗をかく際に着用するのであればやはりポリエステルのドライ素材がおすすめです!
初めに説明したオンスを目安に生地の厚さをお好みで選んでみてください!!
実際のアイテムが見たい場合はサンプル貸出できますので、お問い合わせください!
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